2004.12.21

 

厚生労働大臣      尾辻秀久 殿

医道審議会医道分科会会長 片山仁 殿

 

富士見産婦人科病院被害者同盟

代表 小西熱子

 

要望書

 

かねてから私たちが要望していた富士見産婦人科病院の元医師5人の医師免許取消について、去る128日、医道審議会医道分科会は、全員が処分の対象となり得るとの方針を出されました。

この方針を受け、以下のことを要望いたします。

 

1、処分は「医師免許取消」にして下さい

  

手術など必要ないとわかっていながら、患者をだまして手術に同意させ「摘出手術」を実行しました。患者のからだを犠牲にして莫大な利益を得るなどということは、医者として絶対にやってはならないことのはずです。このような医師に今後も医療行為を許して良いはずがなく、全員の医師免許取り消しの処分をお願いします。

 

2、聴聞には、公平な立場の産婦人科医の同席をお願いします

 

 元医師らは、厚生労働省の担当官を前にして産婦人科の医学用語を並べ、自分らの都合の良いように歪曲させ、言い逃れをすることが十分考えられます。民事裁判ではまさにそのような良い訳をしていたのです。

医学常識からはずれ言い訳を見破るために、聴聞には公正な判断のできる産婦人科医の同席をおねがいします。

 

3、被害者、弁護団、鑑定医からの聞き取りをして下さい

 

民事裁判では、最後まで医師らは、自分らは正しい医療をやっていたと開き直っていました。それでも事実を元に裁判所は患者側完全勝訴の判決を書いたという経緯があります。聴聞でも判決を批判することが十分予想されます。事実の突合せなどに際し、被害者、被害者同盟弁護団、鑑定医からの聞き取りをし、確認作業をしてください。

 

4、医師資質向上対策室の拡充をお願いします

「考えかた」が出てから既に2年が経ちました。医師資質向上対策室の職員は全員が他の仕事との兼務と聞きました。富士見産婦人科病院事件はもちろんのこと、他の被害者からの申立にも迅速に対応できるよう、専任の係りを置くなど態勢を整えてください。